UpdraftPlus(アップドラフトプラス)の設定方法と使い方

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今回の疑問点
  • WordPressバックアッププラグインUpdraftPlus(アップドラフトプラス)はどんなプラグイン?
  • おすすめの設定方法は?
  • 自動的にバックアップする方法は?
  • 手動でバックアップする方法は?
  • 復元する方法は?

という人のために、UpdraftPlus(アップドラフトプラス)の設定方法と使い方を、画像付きで解説します。

1.前提条件・事前準備・参考記事

WordPressのセキュリティに関しては、以下を参考にしてください。

2.UpdraftPlus(アップドラフトプラス)とは?

2-1.UpdraftPlusの特徴

不足の事態があった際、サイトを復旧(復元)するためには、定期的にバックアップが必要です。
復元したい場合は、以下があります。

  • 小さいトラブル:テンプレートの修正を少し間違えたので、少し前に戻りたい。など。
  • 大きいトラブル:サーバー障害などでデータが消えたので、サイト丸ごと復旧したい。など。

UpdraftPlusは、小大のトラブルに全て対応できる、本命のプラグインです。
UpdraftPlusがあれば、他のバックアッププラグインは必要ありません。
(ただし、ConoHa WINGなどレンタルサーバーでもバックアップをしている場合。)

UpdraftPlusの特徴は、以下になります。

  • メリット
    • 無料。
    • 日本語対応。
    • 自動的に、定期的にバックアップする。
    • 自動的に、必要量を超えたバックアップデータを削除する。
    • バックアップ先は、クラウドストレージ。Google Driveを選択可能(15GB)。
    • バックアップデータが軽い(BackWPupの約1/90)。
    • 復元方法が簡単。ワンクリックで復元する。
  • デメリット
    • バックアップ時刻指定不可(有料なら可能)。自動バックアップ設定時刻にバックアップする。
    • サイトにログインできなくなっても、サイトの外から復元ができる。ただし、設定が面倒。
    • マルチサイトのバックアップはセキュリティ上危険(有料なら安全)。
    • 使っているドメイン以外に、データの移行ができない(有料なら可能)。
    • サブフォルダの作成や指定ができない(有料なら可能)。
    • 設定ファイル(wp-config.phpや.htaccess)はバックアップしない。

2-2.バックアップは外部ストレージにすること

バックアップの目的は、不測の事態があった際の保険です。
なので、もしバックアップデータがサイトと同じサーバーに保存してある場合、サーバーが駄目になったらどうにもなりません。
保存先のHDD/SSDが壊れた場合も同様です。
するべきは、WordPressが設置されているサーバーと、物理的に異なる環境にバックアップデータを保管すること。

となるとクラウドストレージが良いわけですが、当然、保存容量の多い方が良いです。
UpdraftPlusは、Google Driveが選択可能です。
15GBまで保存できるので、バックアップデータの保存容量に困ることはあまりありません。
(もしも容量が大きなサイトであれば、素直に容量増設にお金を払いましょう。)

またUpdraftPlusは、保存するバックアップデータの数が指定できます。
容量オーバーでバックアップできなかった、とか、バックアップデータの管理をする、といった手間も省けます。

対応しているデータの保存先は、以下になります。 

  • UpdraftPlus Vault
  • Dropbox
  • Amazon S3
  • Rackspace Cloud Files
  • Google Drive
  • Microsoft OneDrive(有料版)
  • FTP
  • Microsoft Azure(有料版)
  • SFTP/SCP(有料版)
  • Google Cloud(有料版)
  • Backblaze(有料版)
  • WebDAV(有料版)
  • S3-compatible (Generic)
  • OpenStack (Swift)
  • DreamObjects
  • Eメール

2-3.UpdraftPlusのメリット

UpdraftPlusの最大の魅力は、復元が簡単なこと。
ワンクリックで復元ができるので、プラグインやテーマのアップデートなどデータ変更の前に保存すれば、何かあってもすぐにサイトを元通りにできます。
基本的な条件である、無料、定期的にバックアップ、バックアップデータを外部に保存、なども満たしています。

サイトをマルチサイトにしない、設定ファイル(wp-config.phpや.htaccess)を変更しないのであれば、バックアッププラグインはUpdraftPlusだけで良いです。
バックアッププラグインはBackWPupが有名ですが、こちらは復元の手間が面倒です。
BackWPupは、UpdraftPlusが使えない場合の消極的選択肢になります。

2-4.UpdraftPlusのデメリット

UpdraftPlusのデメリットは4つ(実質1つ)あります。

1つ目は、自動バックアップの時刻が設定できないこと。
自動バックアップ設定時刻にバックアップするので、夜中の3時に指定する、などはできません。
バックアップ時はサーバーに負荷がかかるので、弱小サーバーだと日中に設定するのは危険かもしれません。

2つ目は、サイトにログインできない場合に、復旧が面倒になること。
UpdraftPlusは、サイトにログインできることが前提です。
もしサイトにログインできない状態で復元するなら、他のプラグイン同様、FTPソフト等の使用が必要になります。

ですが、仮にサイトがクラッシュしてログインできなくても、ConoHa WINGなら、14日以内であれば、サーバーから簡単に復元可能です。
UpdraftPlusは長期の保存をし(15日以降から1年分など。保存先はGoogle Driveの容量限界値15GBまで)、直近の復旧はサーバーに任せてしまえば、2つ目のデメリットは無くなります。

3つ目は、マルチサイト(サイトのネットワーク、複数サイト)で使う場合は、サイト乗っ取りの危険があること。
ほとんどのバックアッププラグインは、マルチサイトに適応していません。
もしマルチサイト未対応の状態でバックアップをすると、誰でもバックアップデータにアクセスできてしまいます。
マルチサイトでUpdraftPlusを使うなら、有料版を購入する必要があります。

ただ、そもそもマルチサイトの運営はセキュリティリスクが高まるため、おすすめできません。
1つのサイトに何かあれば、全てのサイトに影響します。リスク分散の観点から、通常、サイトは独立させておく方が良いです。
またマルチサイト対応プラグインも数が少ないため、手間が楽になることもありません。
よって、マルチサイトでなければ、このセキュリティ上のデメリットも実質ありません。

ちなみに、マルチサイトで無料でバックアップをするなら、BackUpWordPress(バックアップワードプレス)が良いです。
ただ、オンラインストレージへの保存は不可、復元はFTPを使わなければいけないので面倒です。
マルチサイトを使っているなら、素直にUpdraftPlusの有料版を購入しましょう。

4つ目は、設定ファイル(wp-config.phpや.htaccess)をバックアップしないこと。
設定ファイルをバックアップするなら、有料版を購入するか、BackWPupにします。
しかし、そもそも設定ファイルを変更しないような運用をしていれば、この点はデメリットになりません。

2-5.WordPressのセキュリティにおすすめするプラグインの組み合わせ

WordPressのセキュリティにおすすめするプラグインの組み合わせは、以下になります。
Wordfenceをセキュリティの主軸とし、他のプラグインで補完します。
テーマはCocoonを使用した場合です。

  • Wordfence Security – Firewall & Malware Scan:総合セキュリティ
  • XO Security(またはSiteGuard WP Plugin):ログインセキュリティ、ワンタイムパスワード(2段階認証)遅延対策、等
  • BBQ: Block Bad Queries:データベース不正操作対策
  • Invisible reCaptcha for WordPress:スパム対策
  • UpdraftPlus(アップドラフトプラス):バックアップ

WordPressのセキュリティに関するプラグインの比較、おすすめ、各種プラグイン設定のリンク集は、以下の記事を参考にしてください。
WordPressのおすすめセキュリティ系プラグインを比較した結果【Cocoon】

3.UpdraftPlusの設定方法

3-1.UpdraftPlusをインストールして有効化する

UpdraftPlusをインストールします。

  • 管理メニュー「プラグイン」>「新規追加」>「UpdraftPlus」を検索>「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin(作者: UpdraftPlus.Com, DavidAnderson)」を「今すぐインストール」>「有効化」

以上で、UpdraftPlusのインストールと有効化は完了です。

UpdraftPlusの設定・使用は、以下から操作できます。

  • 管理メニュー「設定」>「UpdraftPlus Backups」

3-2.UpdraftPlusの設定方法

3-2-1.「設定」タブを選択する

UpdraftPlusの設定画面を開くと、「UpdraftPlus Backup/Restore」画面の「バックアップ / 復元」タブになります。

  1. 「バックアップ / 復元」タブ…データのバックアップ、復元、削除をする時に使います。
  2. 「移行/複製」タブ…サイトデータを複製する時に使用します。有料です。
  3. 「設定」タブ…データのバックアップ設定をします。
  4. 「上級ツール」タブ…サーバー情報の閲覧やデータベース、設定のエクスポート・インポートなどが利用できます。通常は使用しません。
  5. 「プレミアム / 拡張」タブ…UpdraftPlus Premium(有料版)を購入する際に使用します。

3.「設定」タブをクリックすると、UpdraftPlusのバックアップ設定ができます。
全ての設定が完了したら、最下部の「設定を保存」をクリックします。

3-2-2.ファイル/データベースバックアップのスケジュール

サイトのファイル・データベースのバックアップのスケジュールを選択します。

「手動」にすると、バックアップ操作をした瞬間だけバックアップします。
「2時間ごと」、「4時間ごと」、「8時間ごと」、「12時間ごと」、「毎日」、「毎週」、「2週間ごと」、「毎月」にすると、設定した間隔ごとにバックアップをします。
最下部の「設定を保存」をクリックすると、クリックした時刻に、定期的にバックアップをするようになります。
バックアップ時刻のスケジュールをする場合は、有料版を購入します。

「予約からのバックアップを保存しておく数」の数値を変更すると、バックアップ数を変更します。
初期値は「2」です。

どの程度の頻度でバックアップを取るかは、サイトの運営状況とサイト容量によります。
毎日記事を更新するなら毎日が良いです。
ただバックアップをこまめに取れば、その分、容量を圧迫します。
その場合は、自動で保存する項目から「アップロード(画像)」を除外すると容量を節約できます。

おすすめのバックアップ間隔・数は「毎週」「54」です。
不測の事態があっても、1周間間隔なら傷が浅く、1年間のデータがあれば、トラブルの見直しも可能です。
ファイルとデータベースの選択は、特に理由が無ければ同じにします。

半年程度バックアップすれば、不測の事態があっても回避できるかと思います。
サイト容量が軽ければ「毎日」「365」に、重ければ「毎月」「12」など調節します。
「予約からのバックアップを保存しておく数」の数値を超えたバックアップデータは、自動的に削除されます。

3-2-3.保存先(Google Drive)を選択し、アカウントとの連携を許可する

データの保存先を選択します。
無料、かつデータ容量の多いGoogle Drive(15GB)がおすすめです。
1サイトにつき、バックアップデータ保存用のアカウントを1つ用意すると、容量、管理の点から良いです。

3-2-3-1.Google Driveを選択する
  1. Google Driveを選択します。
  2. Google Driveに保存するフォルダー名は変更できません(有料なら変更可能)。
  3. 最下部の「変更を保存」をクリックすると、「リモートストレージの認証(Google Driveの認証)」画面になります。
3-2-3-2.リモートストレージの認証(Google Driveの認証)に進む

最下部の「変更を保存」をクリックすると、「リモートストレージの認証(Google Driveの認証)」画面になります。

  1. 「このリンクをクリックして、Google Driveアカウントへのアクセスを許可してください」をクリックすると、Google Driveアカウントの認証に進みます。
  2. 「キャンセル」をクリックすると、Google Driveアカウントの認証を中止します。
3-2-3-3.Googleアカウントを選択する

「このリンクをクリックして、Google Driveアカウントへのアクセスを許可してください」をクリックすると、「Googleアカウントの選択」画面になります。

  1. UpdraftPlusのデータを保存するGoogleアカウントを選択します。必要があれば、新たにログイン、アカウントを作成します。
3-2-3-4.UpdraftPlusからのGoogleアカウントリクエストを認証する

Googleアカウントを選択すると、「UpdraftPlusからのGoogleアカウントリクエスト認証」画面になります。

  1. 選択したGoogleアカウントが正しいか、確認します。
  2. 良ければ、「許可」をクリックします。
  3. 許可しないなら、「キャンセル」をクリックします。
3-2-3-5.UpdraftPlusとGoogle Driveの連携設定を完了する

「UpdraftPlusからのGoogleアカウントリクエスト認証」画面で「許可」をクリックすると、「UpdraftPlusとGoogle Driveの連携設定を完了する」画面になります。

  1. バックアップするサイトのURLが正しいか、確認します。
  2. 良ければ、「Complete Setup」をクリックします。

ページの翻訳は以下になります。

Googleドライブのセットアップを完了するには、下のボタンを押してください。 これにより、サイトhttps://あなたのサイト.comのUpdraftPlus設定に戻ります。 その後、Googleドライブにバックアップを送信できるようになります。
ボタンをクリックすると、次の場所に移動します。:あなたのWordPressサイトのUpdraftPlus設定画面のURL
Googleドライブ認証アプリの使用に関するこのプライバシーポリシーをお読みください(バックアップデータは送信されません)
「Complete Setup(設定を完了する)」

3-2-3-6.Google Driveとの連携を確認する

「UpdraftPlusとGoogle Driveの連携設定を完了する」画面で「Complete Setup」をクリックすると、UpdraftPlusの管理画面「UpdraftPlus Backup/Restore」に戻ります。
「設定」タブをクリックし、先ほどの「Google Drive」のエリアにスクロールします。

  1. 「(すでに認証されているようですが、もし問題があった場合は再認証してアクセスを更新できます)。」と表示されていれば、承認は完了です。
  2. 「アカウント保有者の名前: Googleアカウント名。」と表示されていれば、そのGoogleアカウントにバックアップデータが保存されます。
3-2-3-7.Google Driveにデータが保存されるか確認する
3-2-3-7-1.バックアップを手動で行う

バックアップを手動で行い、Google Driveにデータが保存されるか確認します。
「バックアップ / 復元」タブをクリックします。

  1. 「バックアップデータ管理」画面の「次のバックアップスケジュール:」にある「今すぐバックアップ」をクリックします。
  2. 「UpdraftPlus – バックアップを実行」画面で、「このバックアップをリモートストレージに送信 (…)」にチェックがあることを確認します。
  3. 良ければ「今すぐバックアップ」をクリックします。するとバックアップを開始します。数十秒~数分~待ちます。
    バックアップが完了すると、「バックアップの実行が終了しました」と表示されます。
3-2-3-7-2.Google Driveにバックアップデータがあるか確認する

登録したGoogleアカウントのGoogleドライブにログインします。
マイドライブの中に「UpdraftPlus」フォルダがあり、その中に5つの圧縮ファイルのデータがあればOKです。
バックアップするごとに、5つのファイルのセットが増加します。

バックアップの種類は以下になります。

  • uploads.zip:画像などメディアに入るファイル
  • themes.zip:テーマのデータ
  • plugins.zip:プラグインのデータ
  • others.zip:「wp-content」フォルダ内のデータ
  • db.gz:データーベースのデータ

ファイル名は、以下の規則で名前が自動でつきます。

  • バックアップの日時:YYYY_MM_DD_HHMM_サイト名_バックアップID-バックアップデータの種類
  • YYYY =西暦4桁、MM=月2桁(例:7月→07)、DD=日にち2桁、HHMM=時間2桁分2桁

3-2-4.バックアップするファイル

バックアップするファイルを選択します。
通常、この項目を変更することはありません。
必要であれば、除外ルールを追加できます。
初期値では、以下の項目にチェックが入っています。

  • プラグイン
  • テーマ
  • アップロード’(画像)
  • wp-content の中に含まれる他のディレクトリ

「”More Files” アドオンもご覧ください。」をクリックすると、UpdraftPlusの有料版購入画面になります。

3-2-5.データベース暗号化フレーズ

有料版の機能です。
データベースのバックアップを暗号化できます。
暗号化したファイルを復元する時にも使用します。

3-2-6.メール

チェックを入れると、バックアップした時にメールを送信します。
バックアップする度にメールが届くと鬱陶しいので、この項目は無視します。
また有料版の購入で、レポート内容の項目を増やせます。

3-2-7.エキスパート設定

「エキスパート設定を表示」をクリックすると、さらにいくつかのオプションが表示されます。
通常、エキスパート設定の項目は初期値のままで良いので、無視します。

3-2-7-1.デバッグモード

チェックを入れると、バックアップの内容をメールで受け取れます。
バックアップが上手くいかない時に使用します。
初期値「空白」のまま、無視します。

3-2-7-2.アーカイブ毎に分ける

貧弱サーバーを使用する時に、数値を変更します。
数値が小さいほど、サーバーに優しいです。その代わりに時間がかかります。
初期値「400」MBのまま、無視します。

3-2-7-3.ローカルバックアップを削除

チェックを入れると、バックアップの実行が終了した後に、サーバーから不要なバックアップファイルが削除されます。
チェックを外すと、リモートでディスパッチ(削除)されたファイルもローカルに残り、ローカルに保持されているファイルは保持制限の対象になりません。
ローカルサーバー(サイトのサーバー)の容量を圧迫しないよう、初期値の「チェック」を入れたまま、無視します。

3-2-7-4.バックアップディレクトリ

バックアップするディレクトリ名を変更できます。
ディレクトリ名を変更すると、データの保存箇所が変わり、不具合が発生する恐れがあります。
初期値「updraft」のまま、無視します。

3-2-7-5.サーバーの SSL 証明書を使用

チェックを入れると、Google DriveなどのSSL証明書(本人確認)に不具合があった場合に、UpdraftPlusが代わりにサーバーのSSL証明書を使用します。
初期値「空白」のまま、無視します。

3-2-7-6.SSL 証明書を確認しない

チェックを入れると、Google DriveなどのSSL証明書(本人確認)を適用しません。セキュリティが低下します。
初期値「空白」のまま、無視します。

3-2-7-7.可能なら SSL を完全に無効化

チェックを入れると、UpdraftPlusが持つ全ての認証や暗号化転送用にSSLを使用しなくなり、セキュリティが低下します。
初期値「空白」のまま、無視します。

3-2-7-8.自動アップデート

チェックを入れると、「UpdraftPlus」プラグインが自動的に更新されます。
プラグイン管理一覧から、自動的に更新するようにすれば、ここで設定する必要はありません。
初期値「空白」のまま、無視します。

4.UpdraftPlusの使い方

UpdraftPlusの使い方は、バックアップ、復元、削除の3つです。
1つずつ解説していきます。
管理画面左側メニュー「設定」>「UpdraftPlus Backup」>「UpdraftPlus Backup/Restore」画面の「バックアップ / 復元」タブをクリックします。

4-1.バックアップを手動で行う

バックアップを自動的に行う場合は、「設定」タブから行います。
ここでは、バックアップを手動で行う場合を説明します。
「UpdraftPlus Backup/Restore」画面の「バックアップ / 復元」タブをクリックすると、「バックアップデータ管理」画面になります。

  1. 「バックアップデータ管理」画面の「次のバックアップスケジュール:」にある「今すぐバックアップ」をクリックします。
  2. 「UpdraftPlus – バックアップを実行」画面で、バックアップする項目にチェックを入れます。
  3. 良ければ「今すぐバックアップ」をクリックします。するとバックアップを開始します。数十秒~数分待ちます。
    バックアップが完了すると、「バックアップの実行が終了しました」と表示されます。
  4. バックアップをしない場合は、「キャンセル」をクリックします。

「UpdraftPlus – バックアップを実行」画面で、Google Driveなどと連携している場合は、以下の項目が表示されます。

  • バックアップにデータベースを含める (…)
  • バックアップ内のすべてのファイルを含める (…)
  • このバックアップをリモートストレージに送信 (…)
  • このバックアップは手動削除のみを許可 (保持期限が過ぎても残す)。

「UpdraftPlus – バックアップを実行」画面で、Google Driveなどと連携していない場合は、以下の項目が表示されます。
この場合、ローカルサーバー(サイトの格納されているサーバー)にバックアップデータが保存されます。

  • バックアップにデータベースを含める (…)
  • バックアップ内のすべてのファイルを含める (…)
  • Backup won’t be sent to any remote storage – none has been saved in the 設定. リモートストレージをお持ちでない場合 UpdraftPlus Vaultをチェックしてください。
  • このバックアップは手動削除のみを許可 (保持期限が過ぎても残す)。

「このバックアップは手動削除のみを許可 (保持期限が過ぎても残す)。」にチェックを入れると、「設定」タブで設定したバックアップデータの保存最大数を超えても、データは削除されません。
この項目にチェックを入れたデータを削除する場合は、手動でデータを削除する必要があります。

4-2.バックアップデータから復元する

「UpdraftPlus Backup/Restore」画面の「バックアップ / 復元」タブをクリックすると、「バックアップデータ管理」画面になります。
バックアップデータの復元は、「既存のバックアップ」の項目から行います。

4-2-1.復元を開始する

  1. 「データをバックアップ (クリックしてダウンロード)」の項目の「データベース(記事)」「プラグイン」「テーマ」「アップロード(画像)」「その他」をクリックすると、個別にバックアップデータをダウンロードします。
  2. 「バックアップファイルをアップロード」をクリックすると、ダウンロードしたバックアップデータをアップロードします。
  3. 「新規バックアップ用にローカルフォルダーを再スキャン」をクリックすると、ローカルフォルダにあるデータを再スキャンします。ローカルサーバーと接続できなかった時に使用します。
  4. 「リモートストレージを再スキャン」をクリックすると、リモートサーバーにあるデータを再スキャンします。リモートサーバーと接続できなかった時に使用します。
  5. 「さらにバックアップを表示…」をクリックすると、隠れていたバックアップデータを表示します。
  6. 「すべてのバックアップを表示…」をクリックすると、全てのバックアップデータを表示します。
  7. 「ログを表示」をクリックすると、バックアップデータのログを表示します。
  8. 「既存のバックアップ」の項目にある、復元させたいデータ日時の「復元」をクリックすると、バックアップデータの復元を開始します。

4-2-2.復元を実行する

4-2-2-1.復元元のファイルを選択する

「既存のバックアップ」の項目にある、復元させたいデータ日時の「復元」をクリックすると、「UpdraftPlus 復元-1」画面になります。

  1. 復元させたい項目に応じて、「プラグイン」「テーマ」「アップロード(写真・画像)」「その他」「データベース(記事)」に「チェック」を入れます。全て復元させる場合は全てにチェックを入れます。
  2. 良ければ「次」をクリックします。
  3. 復元を中止する場合は、「キャンセル」をクリックします。
4-2-2-2.ファイルのダウンロードを待つ(ページが応答しません)

「UpdraftPlus 復元-1」画面で「次」をクリックすると、リモートサーバーからローカルへファイルのダウンロードが始まります。

  1. しばらくすると「ページが応答しません」と表示される場合があります。
    ファイルを全てダウンロードするまで、何度も「待機」をクリックします。
    通算数回~数十回と繰り返す場合があります。
4-2-2-3.復元するファイルを確認して、復元を実行する

「UpdraftPlus 復元-1」画面で「次」または「待機」をクリックすると、「UpdraftPlus 復元-2」画面になります。

  1. バックアップファイルのあるサイトドメインと、WordPressのバージョンが表示されます。
  2. 「すべてのテーブルを復元したくない場合は、ここで除外するテーブルを選択してください。(…)」の「(…)」をクリックすると、復元するデータの一覧が開きます。復元したくない項目は、ここでチェックを外します。
  3. 良ければ「復元」をクリックします。
4-2-2-4.復元完了まで待機する

「UpdraftPlus 復元-2」画面で「復元」をクリックすると、「UpdraftPlus 復元-3」画面になります。

  1. 順次、ファイルを復元していきます。復元には数分~数十分~かかります。
  2. 右側に「アクティビティログ」を確認できます。
4-2-2-5.復元の完了を確認する
  1. 無事に復元が完了すると、「Restore successful!」と表示されます。
  2. 「UpdraftPlus 設定に戻る」をクリックすると、「UpdraftPlus Backup/Restore」画面に戻ります。
4-2-2-6.古いディレクトリを削除する
4-2-2-6-1.古いディレクトリの削除を実行する

「UpdraftPlus 復元-3」画面で「UpdraftPlus 設定に戻る」をクリックすると、「UpdraftPlus Backup/Restore」画面になります。

  1. ページ上部の「古いディレクトリを削除」をクリックします。
    サーバー内の「uploads」と同じ階層に「uploads-old」というディレクトリ(フォルダ)が出来ているので、これを削除します。
4-2-2-6-2.古いディレクトリの削除を確認する

「UpdraftPlus Backup/Restore」画面でページ上部の「古いディレクトリを削除」をクリックすると、「UpdraftPlus – 古いディレクトリを削除」画面になります。

  1. 「古いディレクトリを正常に削除しました。」と表示されていればOKです。
    これで、バックアップファイルの復元は完了です。
  2. 「UpdraftPlus 設定に戻る」をクリックすると、「UpdraftPlus Backup/Restore」画面に戻ります。
4-2-2-7.バックアップの復元でエラーになった場合

UpdraftPlusの復元作業中に何らかのエラーが起こった場合は、そのまま復元せずに、エラーメッセージに従って対処します。
そのまま復元を進めると、復旧が不可能になる恐れがあります。

簡易的な対処方法は、以下になります。

  • 該当のバックアップファイルをダウンロードし、該当のバックアップファイルをアップロードし直す。
  • WordPressからログアウトし、再度ログインする。
  • バックアップデータがリモートストレージにあるなら、UpdraftPlusをアンインストール・再度インストールする。
  • PCを再起動する。

もし簡易的な対処、エラーメッセージに従った対処もダメな場合、手動での復元を試みることができます。
UpdraftPlusのバックアップデータはプラグインに依存した形式ではなく、「zip」とデーターベース用のSQLファイルになります。
ぜひ落ち着いて取り組んでみてください。

くれぐれも、エラーが発生した場合はそのまま放置して復元を進めずに、エラーが無い状態を維持することが重要です。

4-3.バックアップデータを削除する

「UpdraftPlus Backup/Restore」画面の「バックアップ / 復元」タブをクリックすると、「バックアップデータ管理」画面になります。

4-3-1.バックアップデータの削除を開始する

  1. 「バックアップデータ管理」画面の「既存のバックアップ」にある、削除したいバックアップデータを選択します。
  2. 全てのデータを削除する場合は、「すべて選択」をクリックします。
  3. 全ての選択を解除する場合は、「選択を解除」をクリックします。
  4. 削除したいバックアップデータを選択したら、最下部の赤色「削除」か、右側の赤色「削除」をクリックします。
    すると、「バックアップ設定セットの削除」画面になります。
  5. 「リモートストレージからも削除」にチェックがあることを確認します。
    リモートストレージからデータを削除しない場合は、チェックを外します。
  6. 削除して良ければ、「削除」をクリックします。数秒~数分で削除が完了します。
  7. バックアップデータの削除を中止する場合は、「キャンセル」をクリックします。

4-3-2.バックアップデータの削除を確認する

「バックアップ設定セットの削除」画面で「削除」をクリックすると、「バックアップセットの削除」画面になります。

  1. 画面上部に、削除したサイトの「バックアップセットの削除」「削除されたローカルファイル」「削除されたリモートファイル」が表示されます。
  2. 削除した内容を確認したら、「OK」をクリックします。

5.まとめ

サイトに万が一の事態が起こった時、ゲームのセーブポイントに戻るように、サイトを復旧するための保険。
それがUpdraftPlusです。
サイトを作ったら、まずは入れておきたいプラグインですね。

ただし、なんらかのエラーが発生したら要注意。
エラーは放置せず、WordPressの再ログインなど、落ち着いて対処しましょう。

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