- WordPressの設定多すぎ。WordPressをインストールした後は、何をすればいいの?
- デザイン修正や記事投稿の前に、最低限、必要な設定は何?
という人のために、WordPressインストール後すぐにやるべき10の初期設定を、画像付きで解説します。
WordPressのインストールを完了してログインすると、設定項目が多くて、何をすればいいかわかりませんよね。
「設定はわからないし、大変。それに記事が一番大事だから、とりあえず何個か記事を書く!」というのも正解です。
でもその前に、やっておきたい最低限の初期設定だけはしておきましょう。
デザインを整え記事を書く前に、初期設定をすべき理由は以下になります。
- サイト乗っ取りを防ぐ。
- レンタルサーバーの容量を圧迫させない。
- 後に発生する、面倒な作業を無くす。
この記事で紹介する設定をしておけば、10個程度の記事を書いても大丈夫です。
その後に、都度都度、必要な設定をすればOK。
最小限の初期設定は、慣れれば約5分で終わります。
- 1.前提条件・事前準備・参考記事
- 2.10の初期設定の項目
- 3.一般設定
- 4.投稿設定
- 5.表示設定
- 6.ディスカッション設定
- 7.メディア設定
- 8.パーマリンク設定
- 9.ユーザー設定(セキュリティ向上):ブログ上の表示名(ニックネーム)の変更
- 10.不要な表示の削除:投稿ページの削除、メタ情報の削除
- 11.プラグイン設定:日本語文字化け対策
- 12.更新設定:テーマ、プラグインの更新
- 13.まとめ
1.前提条件・事前準備・参考記事
WordPressのログイン方法、WordPress管理画面の見方、WordPressの初期設定方法、テーマのインストール方法、プラグインのインストール方法は、以下の記事を参考にしてください。
2.10の初期設定の項目
WordPressインストール後すぐにやるべき10の初期設定の項目は、以下になります。
- 一般設定:サイトタイトル、URLなどの設定
- 投稿設定:記事や固定ページの投稿などの設定
- 表示設定:トップページに表示するコンテンツや投稿表示数などの設定
- ディスカッション設定:コメントやピンバックなどの設定
- メディア設定:画像サイズ、画像管理の設定
- パーマリンク設定:記事や固定ページのURLの表示方法の設定
- ユーザー設定(セキュリティ向上):ブログ上の表示名(ニックネーム)の変更
- 不要な表示の削除:投稿ページの削除、メタ情報の削除
- プラグイン設定:日本語文字化け対策
- 更新設定:テーマ、プラグインの更新
最小限の初期設定は、約数分で終わります。
ただ、設定できる項目は多いです。
最小限の設定をする場合は、各項目の「○○○:最低限の設定内容」を参照してください。
それでは、1つずつ設定していきましょう。
3.一般設定
一般設定では、サイトの管理に関する、以下の設定ができます。
- サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
- WordPress アドレスとサイトアドレス
- 管理者メールアドレス
- メンバーシップ
- 新規ユーザーのデフォルト権限グループ
- サイトの言語
- タイムゾーン、日付形式、時刻形式、週の始まり
3-1.一般設定:最低限の設定内容
管理画面メニュー左側「設定」をクリックすると、「一般設定」画面になります。
- 「キャッチフレーズ」の説明文「Just another WordPress site」を「空白」にします。
- 全て操作・入寮したら、最下部「変更を保存」をクリックします。
次に、各項目の詳細を解説します。
必要な場合は、各項目の設定を変更してください。
3-2.サイトのタイトル
サイトのタイトルを変更したい場合は、ここで内容を変えます。
いつでも変更できますが、変更するとSEO(検索で上位表示される仕組み)的に不利になります。
なので、最初に決めたタイトルは、よほどのことがない限り変更してはいけません。
サイトタイトルをつける際の目安として、以下の条件が挙げられます。
- 目標キーワードを入れる
- 全角28文字以内(全角29文字以上にすると、表示が途切れる可能性があるため)
- 覚えやすいタイトルにする
3-3.キャッチフレーズ
キャッチフレーズとは、検索結果で記事タイトルの下に表示されるサイトの説明文のこと。
キャッチフレーズは、「メタディスクリプション」とも言います。
サイトタイトルの補助的な役割があり、ぜひ登録したい項目です。
ただし使うテーマによっては、勝手にタイトルタグで囲われる、見出しタグ(h2タグ)で囲われる、などのSEO的に良くない場合があります。
なので、「一般設定」は空白にしておきます。
使うテーマやプラグインで、キャッチフレーズの設定をしましょう。
キャッチフレーズをつける際の目安として、以下の条件が挙げられます。
- サイトのタイトルで表現しきれなかった内容にする
- 全角120文字以内(全角121文字以上にすると、表示が途切れる可能性があるため)
- 重要な内容は文章の前半、全角50文字以内で表現する(スマートフォンで見たとき、全角51文字以上にすると、表示が途切れる可能性があるため)
3-4.WordPressアドレスとサイトアドレス
WordPressアドレスは、WordPressをインストールした場所のアドレス(URL)。
サイトアドレスは、サイトを表示するためのアドレス(URL)です。
これらは通常、両方とも同じアドレスになっています。
両アドレスが「https://○○○.com/wp/」になっている場合は、「/wp/」を無くし「https://○○○.com」にします。
URLを「SSL対応(https)」する時、両アドレスが「http://○○○.com」になっている場合は、「s」を追加し「https://○○○.com/」にします。
ただし、レンタルサーバーによっては不具合が発生する場合があります。
レンタルサーバー「ConoHa WING」でインストールした場合は、既にSSL対応済みです。
なので、ここの設定を変更する必要はありません。
3-5.管理者メールアドレス
WordPressからの通知が、管理者メールアドレスに届きます。
WordPressにログイン、アップデート、コメントが付いた、などが通知されます。
デフォルトでは、WordPressをインストールした際に設定したメールアドレスが登録されています。
メール通知は、そこそこの頻度で届きます。
普段使っているメールアドレスを設定していると、鬱陶しいかもしれません。
なので、サイト専用のメールアドレスを設定するのがおすすめです。
独自ドメインを取得していれば、「○○○@example.com」のようなメールアドレスも使えます。
しかし、届いたメールアドレスはレンタルサーバーに届くので、サーバー容量を圧迫するし、移転時の管理も面倒です。
Gmailで新たにメールアドレスを取得すれば、管理コストが削減できるので便利ですね。
3-6.メンバーシップ
WordPressは、複数のユーザーが記事を更新するなど、複数人でサイト管理ができます。
記事を外注するなどの場合に、上手く活用したい機能ですね。
ユーザー管理をするには、各ユーザーに個別のIDやパスワードを発行します。
また、各ユーザーには権限が与えられます。
サイトの削除といった重大な権限から、記事を読むだけといった簡易な権限まで、5段階から選べます。
「だれでもユーザー登録ができるようにする」にチェックを入れると、管理者以外の人でも新規ユーザーを追加することができるようになります。
ですがセキュリティ上、危険なので、チェックは入れない方が良いです。
3-7.新規ユーザーのデフォルト権限グループ
新規ユーザーのデフォルト権限グループは、新規ユーザーのデフォルト権限をどうするかです。
ユーザー追加の時に選べるので、ここで変更はしません。
3-8.サイトの言語
WordPressは世界中で使われており、サイトの言語も豊富です。
英語、中国語、フランス語、その他50を超える言語が使えます。
通常、サイトの言語は、初期値の「日本語」のままにします。
3-9.タイムゾーン、日付形式、時刻形式、週の始まり
日本語版のWordPressをインストールした場合は、最初から日本用に最適化されています。
外国向けのサイトの場合は、タイムゾーンはターゲット国を選びます。
他の項目も、変更したい特別な理由があるなら、適宜変更しましょう。
4.投稿設定
投稿設定では、WordPressの記事投稿や固定ページの投稿に関する、以下の設定ができます。
- 投稿用カテゴリーの初期設定
- デフォルトの投稿フォーマット
- メールでの投稿
- 更新情報サービス
4-1.一般設定:最低限の設定内容
管理画面メニュー左側「設定」内「投稿設定」をクリックすると、「投稿設定」画面になります。
この画面で、特に変更する項目はありません。
4-2.投稿用カテゴリーの初期設定
投稿をする時に選択するカテゴリーの初期設定です。
ここは、デフォルト(Uncategorized)のままにしておきます。
記事を投稿する時に個別で設定ができるので、ここで設定をする必要はありません。
4-3.デフォルトの投稿フォーマット
投稿するフォーマットを、テーマによって変えることができる機能です。
phpやCSSのコードも追記や削除をするといった中・上級者向けの設定なので、デフォルトのまま「標準」としておきます。
4-4.メールでの投稿
WordPress は、メールを使ってスマートフォンからも記事投稿ができます。
メールで投稿したい場合は以下のプラグインを使います。
しかし、メール投稿で、良質なコンテンツを作るのは難しいです。
記事の作成は、以下の理由から「Googleドキュメント」の使用をお勧めします。
- 記事の質を高める
- 効率的に編集する
- 記事のバックアップをする
- スマートフォンでも記事を作成できる
- 音声入力で記事を作成できる
4-5.更新情報サービス
更新情報サービスは、記事の更新情報を自動的に登録先URLに通知する機能です(=PING送信)。
PING送信は、特に使う必要はありません。
理由は以下になります。
- 設定してもしなくても、サイトのインデックススピードやランキングにさほど変化はない。
- 日本のブログランキングサイトなどのブログは、明らかに質の低いものが多い。
- PINGサーバーは、突然サービスが停止するものも多く、いちいちチェックするのが面倒。
「5.表示設定」で「5-6.検索エンジンでの表示:検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると、以下のように表示され、更新情報サービスが使用できなくなります。
- サイトの表示設定により WordPress は更新通知サービスを通知していません。
5.表示設定
表示設定では、サイトのトップページに表示するコンテンツの内容を変更したり、RSSサービスに関する設定を行うことができます。
具体的には、以下5つです。
- ホームページの表示
- 1ページに表示する最大投稿数
- RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数
- フィードの各投稿に含める内容
- 検索エンジンでの表示(インデックスの設定)
5-1.表示設定:最低限の設定内容
管理画面メニュー左側「設定」内「表示設定」をクリックすると、「表示設定」画面になります。
- 「フィードの各投稿に含める内容」の「要約(「抜粋のみを表示」と表示される場合もある)」を選択します。
- 「検索エンジンでの表示」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」に「チェック」を入れます。
- 全て操作・入力したら、左下「変更を保存」をクリックします。
5-2.ホームページの表示
ここでは、サイトのホームページ(トップページ)に表示するコンテンツを設定することができます。
最初のうちは、デフォルトの「最新の投稿」にします。
記事数が多くなり、見栄えの良いトップページを作れるなら「固定ページ」を選択します。
5-3.1ページに表示する最大投稿数
トップページに最新の投稿記事を表示する場合の設定です。
「固定ページ」も「最新の投稿」も、投稿を表示する件数が多いとサイトの読み込み速度が低下します。
速度低下はユーザーの離脱に繋がるので、一覧に表示させる記事数は10前後が良いです。
なので、デフォルトの「10」投稿のままにします。
5-4.RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数
フィードは、ブログ記事を公開した時に自動的に登録者に通知してくれる機能です。
WordPressに最初から備わっていますが、ほとんど利用されません。
現在RSSリーダーを使用している人の多くは、「Feedly」というサービスを利用しています。
Feedlyは、サイトの中の過去記事を全て取り込んで、自動的に抜粋で表示してくれます。
Feedlyと同じような機能で、さらに日本語で使えるのが「Inoreader」です。
WordPressのフィード機能は使われません。
なので、デフォルトの「10」項目のまま、変更する必要はありません。
5-5.フィードの各投稿に含める内容
フィードを使う場合は、全文か要約か決めます。
全文配信にすると、RSSリーダーで全ての情報を見れます。
わざわざサイトに出向かなくても、RSSリーダーで全ての内容が見れます。
デメリットとして、RSSリーダーで完結してしまうので、GoogleAdsenseのようなクリック型報酬の広告との相性が悪いです(クリックしてもらえない)。
要約にすると、記事の途中までしか表示されません。
記事を読んで興味がある場合、リンクで飛んできてもらいます。
どちらもメリット・デメリットがあります。
が、WordPressのフィード機能は使われません。
初期値の「要約」にします。
5-6.検索エンジンでの表示
サイトのインデックスに関する設定を行います。
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックをいれると、サイト全体にnoindexが設定され、検索エンジンに引っかからなくなります。
インストールしたばかりで、サイトのテストをしたい、まだ公開できる状態ではない、という時にチェックを入れます。
記事が完成してサイトを公開しても良くなったら、チェックを外します。
6.ディスカッション設定
ディスカッション設定では、コメントとアバターに関する、以下の設定ができます。
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメント設定
- 自分宛のメール通知
- コメント表示条件
- コメントモデレーション
- コメントブロックリスト
- アバター
- アバターの表示
- 評価による制限
- デフォルトアバター
6-1.ディスカッション設定:最低限の設定内容
管理画面メニュー左側「設定」内「ディスカッション」をクリックすると、「ディスカッション設定」画面になります。
- 「デフォルトの投稿設定」の「デフォルトの投稿設定 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる」のチェックを外します。
- 「デフォルトの投稿設定」の「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」のチェックを外します。
- 「デフォルトの投稿設定」の「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックを外します。
- 全て操作・入力したら、左下「変更を保存」をクリックします。
6-2.デフォルトの投稿設定
6-2-1.「デフォルトの投稿設定 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる」と、「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」
「投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる」にチェックを入れると、自分のサイトから他のサイトにリンクを貼った時に、相手サイトに ping(ピン)を送信し、通知メールが行くようになります。
これを「ピンバック」機能といいます。
通知メールが承認されると、他サイトのコメント欄に、あなたのサイトのリンクが紹介されます。
ただし、この機能は相手のサイトがWordPressで構築されていて、かつディスカッションの設定で「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」にチェックを入れている場合に限り、有効です。
同時に、自分のブログ内の他の記事へリンク(内部リンク)を貼った時にも通知が来てしまいます (セルフピンバック)。
セルフピンバックを防ぐには、プラグイン「No Self Pings」を使います。
「新しい投稿に対し他のブログからの通知を受け付ける」にチェックを入れると、相手サイトから記事を紹介された(リンクを貼られた)時に、あなたに通知メールが届くようになります。
ピンバックのメリットは、3点です。
- 相互リンクになる可能性がある
- 新しい閲覧者を呼ぶ可能性がある
- 相互リンクにより、弱小サイトでもSEO対策になる
ピンバックのデメリットは、4点です。
- コメント承認の手間がかかる
- あなたのコメント欄に、サイトに関係ないリンクが貼られる
- コメントのやり取りをしなくてはいけない
- スパムコメントが来る可能性がある
コメント欄で交流をしたいのであれば、「デフォルトの投稿設定 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる」と「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」はデフォルトのままにします。
そうでなければ、全てのチェックを外します。
6-2-2.「新しい投稿へのコメントを許可」
コメント欄へのコメントを許可できます。
WordPressの記事内でコメントのやり取りをするなら、チェックを入れておきます。
ただ、記事へのコメントは管理が大変ですし、コメント機能はスパムコメント、ウイルス、乗っ取りの原因になります。
読者とのやり取りが必要なら、TwitterなどのSNSを推奨します。
なので、チェックは外しておきます。
チェックを外すと、ピンバックの効果もなくなります。
6-3.他のコメント設定
6-3-1.コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする
「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする 」にチェックを入れると、コメントフォームの「名前」と「メールアドレス」の入力が必須になります。
入力の手間やメールアドレスの入力を嫌がる人もいるので、コメントが少しでも多く欲しい場合はチェックを外します。
ただし、チェックを外すと、スパム(迷惑)コメントが大量に来る恐れがあります。
また、荒らしコメントが付くかもしれません。
スパムコメントは、最悪サイトの乗っ取りに繋がります。
なので、多少のコメント数を犠牲にしてでも、「名前」と「メールアドレス」の入力は必須にしておくのを推奨します。
6-3-2.ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする
「ユーザー登録してログインしたユーザーのみコメントをつけられるようにする」にチェックを入れると、ログインユーザーのみコメントができるようになります。
会員サイトを作成する場合は、この項目にチェックを入れます。
WordPressのユーザーには権限が「購読者」「寄稿者」「投稿者」「編集者」「管理者」の5つあります。
記事の閲覧とコメントのみ権限を与えたい場合は、権限グループを「購読者」に設定しましょう。
購読者はWordPress管理画面に入っても、自分のユーザー設定とサイトの更新情報しか見ることができません。
6-3-3.「○○」日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる
「「○○」日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる」にチェックを入れると、記事を公開してから、フォームに入力した日数が経過するとコメントフォームが閉じるようになります。
公開された記事は、読者がどんなタイミングで読むかわかりません。
なので、いつでもコメントできるようにしておくため、チェックは不要です。
6-3-4.コメント投稿者が Cookie を保存できるようにする、Cookie オプトイン用チェックボックスを表示します
Cookieとは、ブラウザにWEBサイトから何かしらの情報を取得し保存する機能です。
「コメント投稿者が Cookie を保存できるようにする、Cookie オプトイン用チェックボックスを表示します」にチェックを入れると、コメント入力ページに「次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する」というチェックボックスが表示されます。
Cookieにより、前回入力した名前、メールアドレスが保存が表示されるので、入力の手間が省けます。
ただし、「保存する」という文末は、WEBに疎い人からすると怪しく見え、コメントがしづらくなります。
コメント入力を促すなら、チェック不要をおすすめします。
6-3-5.コメントを 「○○」 階層までのスレッド (入れ子) 形式にする
「コメントを 「○○」 階層までのスレッド (入れ子) 形式にする」にチェックを入れると、スレッドが入れ子になります。
スレッド形式は、左右を少しずらし、コメントに対する返信であることをわかりやすくする効果があります。
2〜10段の階層を選択できます。
スレッドを入れ子にするのであれば、デフォルトの5階層にしておきます。
10階層にすると、スマートフォンで見た時に縦読みになってしまいます。
6-3-6.1ページあたり 「○○」件のコメントを含む複数ページに分割し、 「○○」のページをデフォルトで表示する
「1ページあたり 「○○」件のコメントを含む複数ページに分割し、 「○○」のページをデフォルトで表示する」にチェックを入れると、指定した件数以上のコメントが来た場合、ページを分割します。
コメントが増えるほどページは縦に長くなっていくので、コメント欄の下のコンテンツを見せたい場合は、1ページの表示件数を調整します。
ページを切り分けた場合、最初と最後のページでどちらから表示するかを選択できます。
ただし、ページ分割したコメントを確認するには、記事を丸ごと読み直します(記事の一番上まで戻る)。
なので、通常はチェックを外しておきます。
6-3-7.「○○」コメントを各ページのトップに表示する
「「○○」コメントを各ページのトップに表示する」にチェックを入れると、「古い(最初に来たコメント)」コメントと「新しい(最新のコメント)」コメントでどちらから表示するか設定できます。
新しいコメントを最初に見せたい場合は「新しい」を選択します。
時系列で見せたい場合は「古い」を選択します。
6-4.自分宛のメール通知
6-4-1.コメントが投稿されたとき
「コメントが投稿されたとき 」にチェックを入れると、コメントが投稿された時に、一般設定で設定したメールアドレス宛に通知が届きます。
6-4-2.コメントがモデレーションのために保留されたとき
「コメントがモデレーションのために保留されたとき」にチェックを入れると、承認待ちのコメントが投稿された時に、一般設定で設定したメールアドレス宛に通知が届きます。
サイト管理者がコメント表示を許可するまで、コメントは保留状態になります。
6-5.コメント表示条件
6-5-1.コメントの手動承認を必須にする
「コメントの手動承認を必須にする 」にチェックを入れると、全てのコメントは、承認してから公開されるようになります。
チェックを外すと、スパムコメントであっても即座にコメントを受け付けてしまいます。
なので、チェック推奨です。
6-5-2.すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする
「すでに承認されたコメントの投稿者のコメントを許可し、それ以外のコメントを承認待ちにする」にチェックを入れると、一度承認したコメント投稿者は、後述する承認待ちにする条件を除いて、自動的に公開されるようになります。
一度承認したコメントを許可してしまうと、最初のコメントだけ正常にして、その後スパムや荒らしコメントを送れてしまいます。
なので、チェックを外しておきましょう。
6-6.コメントモデレーション
コメント内にフォームに入力した数以上のリンクを含んでいる場合に、承認待ちにする設定です。
スパムコメントなどは、リンクが複数含まれていることが多いため、ここで設定します。
コメントをする際、名前・日付・URL・メールアドレスもリンクとなり、承認待ちになります。
前述した「コメントの手動認証を必須にする」にチェックをいれている場合、この設定をする必要はありません。
6-7.コメント内で許可されないキーワード
フォームに入力した内容がコメントに含まれていた場合、即ごみ箱行きになります。
コメントモデレーションとコメント内で許可されないキーワードに関しては、プラグイン「Invisible reCaptcha for WordPress」で設定します。
なので、ここでは何も入力しません。
スパムコメントのブロックは、WordPress導入時に入っている「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」ではなく、プラグイン「Invisible reCaptcha for WordPress」がおすすめです。
プラグイン「Invisible reCaptcha for WordPress」の設定方法は、以下の記事を参考にしてください。
Invisible reCaptcha for WordPressの設定方法【Google reCATCHA】
6-8.アバターの設定
アバターとは、各場所に表示されるプロフィール画像のことです。
表示場所は、サイドバーに設置する「プロフィールカード」、記事の上下に設置する「この記事を書いた人」、「コメント欄」などです。
アバターは、運営者の存在と信頼性を高められます。
6-8-1.アバターの表示
「アバターを表示する」にチェックを入れると、アバターが表示されます。
6-8-2.評価による制限
アバターの画像に関する制限事項です。
4段階から設定でき、チェックした内容までの画像を許可します。
特別な理由がなければ「G — あらゆる人に適切」にします。
6-8-3.デフォルトアバター
アバターを7つ種類の中から選ぶことができます。
自分のアバターを表示するには、「Gravatar」で必要事項を設定し「Gravatar ロゴ」を選択します。
または、プラグイン「WP User Avatar」を使います。
7.メディア設定
メディア設定では、記事投稿時に挿入する画像のサイズと保存方法に関する、以下の設定ができます。
- 画像サイズ
- サムネイルのサイズ
- サムネイルを実寸法にトリミングする (通常は相対的な縮小によりサムネイルを作ります)
- 中サイズ
- 大サイズ
- サムネイルのサイズ
- ファイルアップロード
7-1.メディア設定:最低限の設定内容
管理画面左側メニューの「設定」内「メディア」をクリックすると、「メディア設定」画面になります。
- サムネイルのサイズ:「幅:0」「高さ:0」にします。
- 中サイズ:「幅の上限:0」「高さの上限:0」にします。
- 大サイズ:「幅の上限:800」「高さの上限:0」にします。(記事の幅を800にする場合)
- ファイルアップロード:「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」の「チェック」を外します。
- 全て操作・入力したら、左下「変更を保存」をクリックします。
7-2.画像サイズ
画像サイズは、記事へ画像を挿入(追加)する際に、あらかじめ画像サイズを調整できる設定です。
画像サイズを決めておくメリットは、以下の2点です。
- 画像容量を最小限に抑えられる
- 画像サイズを統一できる
WordPressには、自動で画像を生成する機能があります。
例えば、「幅2000ピクセル×高さ1500ピクセル」の画像があったとします。
画像を挿入すると、「元画像」に加え、「サムネイル:150×150」「中サイズ:300×300」「大サイズ:1024×1024」の合計4枚の画像が自動生成されます。
記事編集時は、これら4種類の画像から最適なサイズを選べるので、便利な機能です。
しかし、全ての画像が、毎回4枚ずつ作成されてしまいます。
画像は容量が大きいので、レンタルサーバーを圧迫します。
そこで、この画像サイズの数値を「0」にすれば、画像の自動生成を止められます。
サーバーの容量を圧迫させたくなければ、ここは数字を「0」にします。
また、Retinaディスプレイ対応のデバイス(iPhone)は、画像が小さいとボヤケます。
一方、Retinaディスプレイに対応していないデバイス(スマートフォン)は、画像サイズが大きくなり、サイト表示スピードが遅れます。
Retinaディスプレイに対応しつつ、サイト表示スピードを最適化させるには、2倍の画像サイズを挿入し、サイトの幅に合わせた画像サイズを選択します。
例えば、サイトの記事の幅が800ピクセルだった場合。
元の画像サイズの横幅は1600ピクセルにします。
記事本文では、「大サイズ:800ピクセル」を選択して表示させます。
よって、この場合の画像サイズ設定は、以下になります。
画像のサイズ | 項目 | 変更前 | 変更後 |
サムネイルのサイズ(小) | 幅 | 150 | 0 |
高さ | 150 | 0 | 0 |
中サイズ | 幅の上限 | 300 | 0 |
高さの上限 | 300 | 0 | 0 |
大サイズ | 幅の上限 | 1024 | 800 |
高さの上限 | 1024 | 0 | 0 |
「サムネイルを実寸法にトリミングする (通常は相対的な縮小によりサムネイルを作ります)」にチェックを入れると、サムネイル画像を自動生成する際に、指定したサイズにトリミングします。
縦横比をそのまま縮小するのではなく、トリミングされれば、画像を編集する手間が省けます。
7-3.ファイルアップロード
アップロードした画像をどのように保存するかを選択します。
「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」のチェックを外すことで、以下のメリットが得られます。
- 画像のURLが短くなる
- 画像を上書き更新できる
- 画像の保存場所を探しやすい
- 古い記事を使いまわしできる
8.パーマリンク設定
パーマリンク設定では、記事のURLに関する、以下の設定ができます。
- 共通設定
- オプション
8-1.パーマリンク設定:最低限の設定内容
管理画面左側メニューの「設定」内「パーマリンク」をクリックすると、「パーマリンク設定」画面になります。
- 共通設定:「投稿名」を選択します。
- 全て操作・入力したら、左下「変更を保存」をクリックします。
8-2.共通設定
記事のパーマリンク(URL)方法にするかを選択します。
通常は、「投稿名」が推奨です。
「投稿名」にした場合、記事投稿時には、毎回パーマリンクに半角英数字で文字列(スラッグ)を入力します。
「投稿名」にする理由は以下4つです。
- URLのみで見た場合でも、どんな記事か直感的にわかる(数字だとわかりづらい)
- カテゴリーが変わっても、URLには影響しない
- 半角英数字だとシンプルなURLになる(日本語入力すると長くなる)
- その他の方法を選択しても、SEOで有利にならない
8-3.オプション
カテゴリー・タグの URL 構造をカスタマイズすることができます。
例えば、デフォルトのURLは以下のようになっています。
- https://example.com/category/web/plugin
- https://example.com/tag/css
このURLを変更したい場合、「カテゴリーベース」「タグベース」の空欄の箇所に、任意の文字列(小文字)を入力します。
このオプション項目は、通常、使いません。
9.ユーザー設定(セキュリティ向上):ブログ上の表示名(ニックネーム)の変更
ユーザー設定では、プロフィール他、WordPressの管理画面に関する、以下の設定ができます。
- 個人設定
- ビジュアルエディター
- シンタックスハイライト
- 管理画面の配色
- キーボードショートカット
- ツールバー
- 言語
- 名前
- ユーザー名
- 名
- 姓
- ニックネーム (必須)
- ブログ上の表示名
- 連絡先情報
- メール (必須)
- サイト
- あなたについて
- プロフィール情報
- プロフィール写真
- アカウント管理
- 新しいパスワード
- セッション
9-1.ユーザー設定(セキュリティ向上):最低限の設定内容
管理画面左側メニューの「ユーザー」内「プロフィール」をクリックすると、「プロフィール」画面になります。
- 「ニックネーム (必須)」に、「サイト上で表示させる名称」を入力します。
- 「ブログ上の表示名」に、「サイト上で表示させる名称」を選択します。
- 全て操作・入力したら、左下「プロフィールを更新」をクリックします。
9-2.個人設定
9-2-1.ビジュアルエディター
「ビジュアルリッチエディターを使用しない」にチェックを入れると、「ビジュアルエディター」で記事の編集ができなくなり、「テキストエディター」のみで編集することになります。
「ビジュアルエディター」は、コーディンングなどが分からなくても、メモ帳のように記事を書き込めます。
「テキストエディター」は、HTMLタグのみを使います。「タグ」や「コード」を可視化できます。
通常は「ビジュアルエディター」を使うので、チェックは不要です。
6-2-2.シンタックスハイライト
「シンタックスハイライト」とは、主にコーディングをわかりやすくする為に、部分ごとにカラーを分けることです。
「コード編集中のシンタックスハイライトを無効化」にチェックを入れると、色分けがなくなります。
通常は「シンタックスハイライト」を使うので、チェックは不要です。
9-2-3.管理画面の配色
ユーザー毎に、WordPress管理画面の背景色を変更できます。
例えば、複数ユーザーを1人で持っていると、現在どのユーザーでログインしているのか分からなくなります。
そのような時に、背景色を変更しておくと、現在どのユーザーを使っているのか分かりやすくなるため、ミスの防止に繋がります。
管理画面のカラーは、9つの中から選択できます。
好きなカラーを選びましょう。
9-2-4.キーボードショートカット
「コメントモデレーション用のキーボードショートカットを有効にする。」にチェックを入れると、コメントの閲覧や承認する操作を、キーボードのショートカットキーを利用するようなイメージで操作できます。
コメントが沢山寄せられるブログなどに有効です。
ショートカットキーはWordPress.orgの「Keyboard Shortcuts」に記載されています。
9-2-5.ツールバー
「サイトを見るときにツールバーを表示する」にチェックを入れると、ログイン状態でWEBサイトを開いたときに、ウィンドウの上部にツールバーが表示されます。
管理画面に戻ったり、投稿の編集画面に直で進めるので便利です。
なので、チェック推奨です。
9-2-6.言語
WordPressに表示される言語が選択できます。
各レンタルサーバーが提供する自動インストール機能でWordPressをインストールした場合は、「サイトデフォルト(日本語)」が適用されます。
9-3.名前
9-3-1.ユーザー名
ユーザー名は変更できません。
ユーザー名を変更したい場合は、WordPressを新規追加する必要があります。
9-3-2.名
「名」を変更できます。
ユーザー一覧の「名前」に表示されます。
「ブログ上の表示名」として使用することもできます。
9-3-3.姓
「姓」を変更できます。
ユーザー一覧の「名前」に表示されます。
「ブログ上の表示名」として使用することもできます。
9-3-4.ニックネーム (必須)
ニックネームを変更できます。
「ブログ上の表示名」として使用できます。
通常は、「ニックネーム (必須)」を入力し、「ブログ上の表示名」として表示させます。
9-3-5.ブログ上の表示名
記事の作成者やプロフィールとして表示される名前を選択できます。
選択肢は5つあります。
- ユーザー名
- 名
- 姓
- 名・姓の組み合わせ
- ニックネーム
デフォルトだと、ログインIDになる「ユーザー名」が設定されています。
セキュリティ上問題があるので、「ユーザー名」だけは避けましょう。
おすすめは「ニックネーム (必須)」です。
9-4.連絡先情報
9-4-1.メール (必須)
ここに入力したメールアドレスに、WordPressからの通知メールが届きます。
通知内容は、ログイン履歴、アップデート情報、コメントの投稿、などです。
通常使っているメールアドレスを設定していると、通知メールが鬱陶しいかもしれません。
その場合は、WordPress専用のメールアドレスを取得し、「メール (必須)」に入力しましょう。
9-4-2.サイト
テーマ(サイトの見た目を変えるテンプレート)によっては、プロフィールと一緒にサイトへのリンクを表示させることができます。
9-5.あなたについて
9-5-1.プロフィール情報
プロフィール情報を入力すると、以下の条件でプロフィール情報が表示されます。
- 表示が可能になるテーマをインストールする
- 表示が可能になるプラグインをインストールする
- テンプレートタグを追加する
9-5-2.プロフィール写真
ユーザーのプロフィール写真です。
管理画面のユーザー一覧、著者情報、返信コメント部分などで表示されます。
自身(今ログインしているユーザー)のプロフィール写真を変更したい場合は、以下のどれかを選択します。
- 「Gravatar」を使います。「WordPress.com」に会員登録が必要です。
- プラグイン「WP User Avatar」を使います。
9-6.アカウント管理
9-6-1.新しいパスワード
新しいパスワードに変更できます。
サイトを乗っ取られないよう、アルファベット・数字・記号の混じった、16文字以上の推測されにくい文字列にします。
セキュリティレベルが表示されるので、最低でも「普通」、できれば「強力」になるように設定します。
9-6-2.セッション
他のPCやスマートフォンからログインしたままの場合、「ほかのすべての場所でログアウト」をクリックできます。
クリックすると、他のデバイスは全てログアウトされます。
10.不要な表示の削除:投稿ページの削除、メタ情報の削除
デフォルトで表示されている、不要な表示を削除します。
10-1.投稿ページの削除
「投稿ページ」のデフォルトで表示されるサンプル投稿記事「Hello world!」を削除します。
- 管理画面左側メニュー「投稿」をクリックします。
- 「投稿一覧」画面のサンプル投稿記事のタイトル「Hello world!」にマウスカーソルを合わせます。
- 表示される赤色「ゴミ箱」をクリックします。これで、不要な投稿記事が削除できました。
10-2.ウィジェット(メタ情報の削除)
デフォルトでは、「メタ情報(サイト管理、ログアウト、投稿フィード、コメントフィード、WordPress.org)」が表示されています。
ユーザーにこれらの情報は不要です。
また、第三者にログインURLなどを知らせることにもなり、セキュリティ上、危険です。
以上2つの理由から、「メタ情報」を削除します。
- 管理画面左側メニュー「外観」内「ウィジェット」をクリックします。
- 「ウィジェット」画面右側「フッター2」をクリックします。
- 「メタ情報」をクリックします。
- 「削除」をクリックします。これで、ユーザーに不要な「メタ情報」を削除できました。
11.プラグイン設定:日本語文字化け対策
WordPressは標準言語が英語のため、日本語の文字化けや文字数カウントに不具合が出る場合があります。
そこで文字化け対策として、プラグイン「WP Multibyte Patch」を有効化します。
- 管理画面左側メニュー「プラグイン」をクリックします。
- 通常、最初からプラグイン「WP Multibyte Patch」は最初からインストールされています。
無ければ、最上部「新規追加」から「「WP Multibyte Patch」」を検索します。 - 「プラグイン」画面「WP Multibyte Patch」の「有効化」をクリックします。これで、文字化け対策ができました。
12.更新設定:テーマ、プラグインの更新
12-1.テーマ、プラグインの手動更新
テーマやプラグインは、更新しないままだとセキュリティホール(セキュリティが弱くなる)ができてしまいます。
セキュリティが弱いと、最悪サイトが乗っ取られます。
なので、定期的にテーマやプラグインの更新し、最新の状態を維持しましょう。
- 管理画面左側メニュー「ダッシュボード」内「更新」をクリックします。
- プラグインを更新する場合、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」または「プラグイン」の「すべて選択」をクリックします。
- プラグインを更新する場合、「プラグインを更新」をクリックします。これで、プラグインの更新ができました。
- テーマを更新する場合、「Twenty Nineteen」と「Twenty Twenty」または「テーマ」の「すべて選択」をクリックします。
- テーマを更新する場合、「プラグインを更新」をクリックします。これで、テーマの更新ができました。
画像ではプラグインとテーマの更新だけですが、WordPress本体の更新も、適宜行います。
また、不要なプラグイン、テーマは削除しておきましょう。
12-2.プラグインの自動更新
セキュリティの為に、頻繁にWordPressにログインしてプラグインを更新するのは不便です。
プラグインを自動更新するように設定すれば、プラグインの手動更新の必要がなくなります。
- 管理画面左側メニュー「ダッシュボード」内「プラグイン」をクリックします。
- プラグインの自動更新を有効化する場合、「自動更新を無効化」をクリックします。クリックすると、「自動更新を有効化」と表示されます。
- プラグインの自動更新を無効化する場合、「自動更新を有効化」をクリックします。クリックすると、「自動更新を無効化」と表示されます。
プラグインを自動更新にすると、プラグインの更新による不具合が発生する恐れがあります。
定期的に、WordPressのバックアップはしておくようにしましょう。
13.まとめ
以上、WordPressインストール後すぐにやるべき10の初期設定を解説しました。
全ての項目を理解するのは大変ですが、必要最小限の操作は、慣れれば5分で完了します。